あさまのブログ

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VMWare仮想マシン起動時に「Device/Credential Guard には互換性がありません。」のエラー解決

VMの設定を記事に纏めていたら表題のエラーが出たので対応しました。
エラーの内容は下記のとおりです。

VMware Player と Device/Credential Guard には互換性がありません。VMware Player は Device/Credential Guard を無効にした後で実行することができます。
詳細については、http://www.vmware.com/go/turnoff_CG_DG を参照してください。

f:id:maasasa:20170118211016p:plain  

ダイアログに表示されているURLへ飛ぶと下記のResolutionが原因とのこと。
f:id:maasasa:20170118211616p:plain

大体手順としてはこんな感じでしょうか。

Itaniumベースのコンピュータの場合

1.グループポリシーのCredential Guardを無効にする
a.スタートボタン > ファイル名を指定して実行で「gpedit.msc」と入力して、ローカルグループポリシー編集画面を開く
b.ローカルコンピューターポリシー > コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > システム > Device Guard > 仮想化ベースのセキュリティを有効にするを選択、ポリシー設定の変種をクリック
c.表示されるダイアログの無効を選択し適用ボタンを押す
2.コントロールパネル > プログラムと機能 > Windowsの機能の有効化または無効化 > 「Hyper -V」と「Hyper -V 管理ツール」のチェックを外します。
3.再起動を促されますが、ここでは再起動しません。
4.管理者アカウントでコマンドプロンプトを起動して、次のコマンドで関連するEFI変数を削除します。
copy %WINDIR%\System32\SecConfig.efi X:\EFI\Microsoft\Boot\SecConfig.efi /Y
bcdedit /create {0cb3b571-2f2e-4343-a879-d86a476d7215} /d "DebugTool" /application osloader
bcdedit /set {0cb3b571-2f2e-4343-a879-d86a476d7215} path "\EFI\Microsoft\Boot\SecConfig.efi"
bcdedit /set {bootmgr} bootsequence {0cb3b571-2f2e-4343-a879-d86a476d7215}
bcdedit /set {0cb3b571-2f2e-4343-a879-d86a476d7215} loadoptions DISABLE-LSA-ISO,DISABLE-VBS
bcdedit /set {0cb3b571-2f2e-4343-a879-d86a476d7215} device partition=X:
mountvol X: /d  

注:Xが未使用のドライブであることを確認してください。そうでない場合は、別のドライブに変更してください。
とのことなので上記コマンドでXドライブにマウントしてしまう前に確認してみてください。

5.再起動します。
6.起動画面でDevice GuardまたはCredential Guardを無効にするか聞かれるので説明に従ってキーを押しましょう。

レガシーBIOSブートを備えたマシンの場合

1.コマンドプロンプトをホスト上の管理者として開きます。
2.次のコマンドを実行します。

bcdedit /set hypervisorlaunchtype off  
注;EFIまたはBIOSを検索するには、[実行]タブでmsinfo32.exeと入力します。

私の環境では「Itaniumベースのコンピュータの場合」の手順を実施してHyper -Vを無効にしたらVMWare仮想マシンを起動できるようになりました。